ゆっくりよく噛むことの大切さ🌿
肌は表皮細胞からできています。
表皮細胞の元はタンパク質ですね、タンパク質は胃で消化されます。
その前に食べ物として口の中で噛んで消化がはじまります。
でもその前に料理する過程がありますね!
具材から用意、まな板での音、煮立つ音や匂いなど、五感を通して体に食事が入る用意をします。
そして食べ物が食卓に用意され、箸やナイフ、フォークを使い口に運びます…
当然、目から、鼻からと、五感を通して食べ物の情報が体に入り、
体内の分泌液が出て、消化、分解、吸収の用意が整っていきます。
この行程を飛ばしたりすると体に障害が出てしまいます…
ましてや、よく噛まず食べたり、口の中に食べ物があるにもかかわらず、
次の食べ物を口に押し入れて早く食事を済ませることは、
タンパク質のみならず、他の栄養素に取っても好ましいものではありません。
このようなことは、とくにタンパク質の消化吸収に障害がでることは間違いありません。
タンパク質は表皮細胞だけでなく、体のありとあらゆるところで活用されています。
タンパク質はアミノ酸からできていますが、
アミノ酸とアミノ酸の結合により水分子が出来てくることを理解するのなら、
肌のみずみずしさを取り戻すには、ゆっくり食事を取り、よく噛むことが大切です。
落合デンタルクリニック 院長 落合義徳