台風の訪れとともに、一気にヒンヤリした空気が流れ込んで来ましたね。
寒暖差に体調を崩される方も多いと思います。
こんな時は温かい飲み物を飲み身体の中から温めると良いそうです。
昨晩、私も寝る前にホット葛湯を飲みました。
トロッ甘い(甘くしました)とした葛湯は冷えていた心も体もポカポカにしてくれ、いつもより寝つきが良かった様に感じました。
そこで少し葛湯について調べてみました。
葛粉とは大豆と並び「イソフラボン」含むマメ科の植物に分類され、
葛の根から得られるでんぷんを精製して作られる食用の粉です。料理などにとろみをつける素材として、水に溶かしてから使うという点では片栗粉とよく似ていますが、原料が異なります。クズの根を砕いてデンプン質を取り出して作ったもので、根を細かく切断して水に浸しておくと、下の方にデンプンが溜まっていきます。このあと、何度も水を入れ替え沈殿を繰り返す工程を経て、デンプンから不純物を取り除いて乾燥させます。 繰り返すことで、純白のデンプンがとれるのです。葛粉が大変高価なのは、このように多くの手間がかかっているからなんですね。
冷えると固まる性質から、和菓子や洋菓子の生地に活用される事も多いです。代表的なお菓子としては葛きり・葛もち・葛饅頭・葛羊羹などがあります。
また、葛湯は昔から風邪の時に飲むといいとされ重宝されてきました。
漢方薬の葛根湯の原料にもなっている葛は、体を温める効果や解熱発汗作用があるので風邪の引き始めに飲むと効果的です。
また葛湯に含まれる「でんぷん」は消化・吸収が良く、整腸作用があるので、胃腸が弱っている時でも安心して飲むことが出来ます。
葛粉には「イソフラボン」が含まれており、骨粗鬆症予防や更年期障害の軽減、高コレステロールの抑制効果などがあることが分かってきたそうです。
秋の夜長、葛湯を飲んでホッと一息⭐️🌙
してみてはいかがでしょう(^-^)
落合デンタルクリニック
メディカルアロマインストラクター 金井真理子